あなたは先生。あたしは生徒。

2時間後…。



「ぎゃははははっ!!」

「ありえないでしょ~!?」

「あははっ!!伊織ちゃん、俺腹いてぇ!!」



姉ちゃんを酔い潰そうとしたら大和まで酔っぱらってるじゃん!!



しかも意気投合してるし!!



「ところでさぁ、大和君の職業ってなぁに?」

「あ、俺?教師。そして花の担任。」



大和ーーー!!!!!



何言っちゃってんだよ!!



酔っぱらい過ぎでしょ!?



どうすんのよ!!



「あははははは!!」



あれれ?



姉ちゃん笑ってる?



信じてない?



「詐欺だー!!ホストじゃないの!?先生!?花の担任!?マジうける~!!」



姉ちゃんは腹を抱えて笑っている…。



「姉ちゃん?」

「何?」

「怒ったり反対したりしないの?」

「しないよ~!!結婚したら大和君が義弟になるの!?おもしろいし、かっこいいし~!!」



そういう問題?



「嘘。あたしは花の事信用してるから。あんたが選んだ人なら誰だって応援するよ。」

「姉ちゃん…」



何気にイイ人だね姉ちゃん…。