あなたは先生。あたしは生徒。

しばらくするとインターホンの音。



「あっ!!来た!!」

「俺が出る!!」



健太が興味津々で玄関まで大和を迎えに行った。


大和怒ってないよね?



「おぅ…。」

「本当に来るんだ!!」

「お前が来いって言ったんだろーが!!」



健太と大和が騒ぎながらリビングにやってきた。



夏希の目が…。



「うわぁ!!本当に中先だぁ!!」



夏希は何故か顔を赤くして大和を見ている。



ナゼ!?



「夏希?」

「いやぁ、本当に付き合ってるんだね~…。」

「まぁね…。大和、座ったら?」



恥ずかしいんですけど…。



普通にしとこう…。



「ん?あぁ。」

「ご飯まだでしょ?今から作るから夏希と健太も食べてってよ!!」



皆で食べた方がおいしいよね!?




「「もちろん!!」」



あたしはキッチンに行き、夕飯の準備を始めた。