あなたは先生。あたしは生徒。

おかげて朝は気持ち良く目覚められた。



「さぁ帰るか!!」

「うん!!」



俺たちは来た道を戻り俺のマンションに帰る。



花に昨日の事を聞いたら、『あんまりよく覚えてないけど、とにかく幸せだった!!』って言ってた。



俺はそれだけで満足。
強いて言うなら、俺の懐が寂しくなったくらい。



花が喜べばそんな事は…。



「疲れた~。」

「ずっと運転だもんね、お疲れさま!!」



そりゃあ疲れたさ。



でも花を見てると癒される。



やっぱり俺は重傷だわ…。



「大和、もう少しで夏休み終わっちゃうね。」

「ん?そうだな…。」

「寂しいな…。」

「もう少しの辛抱だから頑張れ!」

「うん!!」



夏休みが終わったら花は家に帰るのか。



俺も寂しい…。



そんな恥ずかしい事は口が裂けても言わないけど!!