あなたは先生。あたしは生徒。

こんなに愛おしくてこんなに好きになれる奴はもういないと思う。



花と一つに溶けてしまいたい…。



俺の中に吸収しちゃって外に出したくない…。



「本当に愛してる…。」

「あたしも…。」



心の底から思う。



こうしてれば教師と生徒じゃなくてただの男と女。



障害があるけど人と人同士。



今まで適当に生きてきたけど花に対する気持ちは適当なんかじゃない…。



大袈裟に言えば産まれて初めて夢中になれたものかもしれない…。



だからこそ離したくないし離せない。



全部俺の物にしたい…。



早く卒業しろよ…。



早く俺のとこに来い。