あなたは先生。あたしは生徒。

それからあたし達は結婚の話しをしながらご飯を食べた。



「相手は式場調べたり色々考えてるんだけど、あたしは何もしてない。ダメだよねぇ…。」

「しかたねぇんじゃね?俺らまだ17だし。何から始めればいいかなんてわかんねぇじゃん?」

「そうだけどさぁ…。あたしも何かしたいよ。バイトでもしてお金貯めようかな~。」



なんて思うんだけど大和は許してくれるかな…。



「柏木先輩は何もしなくていいと思いますよ。ただ彼に従ってればいいと思います!!」

「何で!?」

「話しを聞くと、彼は結構、俺に付いて来いタイプだから。先輩に何かしてもらうよりもしてあげたいんじゃないかな?って思いました!!」

「確かに…。」



里衣ちゃんの言葉に朝陽も納得している様子。



この子何者!?



朝陽をゲットしただけある…。



それからあたしは朝陽達と別れて買い物をして大和の家に帰った。