あたしと健太は毎日どっちかの家で遊んでる。



今日は健太の家。



「健太、あたしの事好き？」

「何？急に…。好きだよ？俺、なっちゃん大好き!!」

「最近モテてるじゃん…。」

「どうしたの？不安？」

「別に…」



素直になれないあたし…



かわいくない。



本当は不安でたまんないよ。



「俺は夏希だけだよ？」

「……」

「なっちゃん？ちゅーしよ？」



ベッドで寝ころびながらマンガん読んでた健太がソファに座ってるあたしの所に来る。



「健太…。」

「不安になるなよ。俺が好きなのは夏希だけだから…。」



そう言って健太はキスをしてきた。



あたしの心のモヤモヤはまだ晴れない…。



健太は離れていかないよね？



あたし、自分に自信がないよ…。



美保みたいにかわいくないし。