電話をしながら俺は走る。



「大和ぉ~…」

「花!!寝るなよ!!」

「何でぇ?」

「今お前んちの前に着いた。開けて?」

「マジ!?」



電話が切れた瞬間、花の部屋に電気がつき、階段を下りる音が聞こえた。


「マジだし!!」

「大和!!」



花が飛びついてきた。



やっぱりかわいい…。



「取り合えず入っていい?」

「うん!!」



俺は靴を脱ぎ花の部屋に行く。



「どうして来たの?」

「俺、誕生日は1番に花に祝ってもらいたかったから~。」

「あっ!!」



花が突然キスをしてきた。



びっくりした俺は呆然としている。



「12時になった!!happybirthday大和!!」

「………。」



俺の顔は年甲斐もなく真っ赤だろう。



それからプレゼントにネックレスをもらった。



花はいつも俺をドキドキさせる。



俺はそんな花が大好きだ!!