「真李亜、大丈夫か?」

「心配しすぎ!大丈夫だよ。」

「そっか……ならいい。」

「でも本当にビックリした〜。」

「あぁ、いきなり妊娠したなんて言われた時は頭真っ白になった。」

「私もだよ〜、でも嬉しい。」

「え?」

「巧と私の子供が今、この中にいる。巧が嫌でなければ私……この子を育てたい!」

「……フッ、何当たり前の事言ってるんだよ。嫌だなんてこれっぽっちも思ってない。」

「! それじゃあ、産んでいいの?」

「あぁ、当たり前だ。」