“ポツリポツリ” 目がかすんできて涙が出てきた。 「ねぇ。もう1回」 「もう1回もう1回もう1回」 ついにみんなで手拍子なんてし始めた。 どうすればいいの?? 大きな声で叫べばいい?? この場所から逃げ出せばいい?? 「なぁ。みんな」 突然の大きな低い声に教室が静まり返る。 「もうやめたろや。姫川さんの気持ち考えてやれよ」 席を立ってそういったのは長身で髪が茶髪いかにもチャラそうな男の子。 「名前は、姫川唯衣だよな。」 「・・・・はい・・・・」