「顔、赤いけど」 のぞきこんでくる渡瀬。 ー顔が近い!!! そう言いたかったのだが、 緊張して言えずにその場で立ち上がる。 「何でもないです!」 パタパタと走り去る優。 渡瀬は優衣に聞いた。 「あいつ、何かあったの?」 「ふふ…恋に関しては不器用なのよ」 「は…??」 意味不、という顔をしている渡瀬。 それを見てニヤリとすると、 優衣も続いて優を追いかけていった。