優衣が頭をなでた。
はしゃぎあって笑っている優。
すると、渡瀬と目が合った。

「ブス」
渡瀬が口パクで伝えてきた。

「自分が良い顔だからって調子のんなよ
このやろー!!」
「はっはっは!」

渡瀬の所へ行き、殴ろうとするも失敗。
このじゃれあいは、もう毎日のように
やっていた。

渡瀬と話をするたび、優は幸せな気持ちになる。

時が止まらなければ良いのに。
永遠に、この時間なら良いのに…