「もしかしてあんた、風神はそんなんじゃないとか思ってたわけ?」 「………」 「あいつらだって暴走族だぜ、しょせんは汚いクズの固まりだ。殺(ヤ)るときゃ殺る」 確かに私は知らない。こいつが言う汚い事も、殺るときは殺るなんて事も… いつもニコニコ楽しそうに笑ってる姿しか、無邪気にバイクを走らせる皆しか。 だから…… ガンッ!!! 扉の方から聞こえてきたけたたましい音に 「てめぇが頭か、」 ドアの前で手を血で染めているレツに。大きく肩を揺らした