伝説

ため息を大きくついた

…イヤミくらい大丈夫よね

「鮎沢真さん、学校には家庭の事情で休むと連絡しました

前の学校からの転校も同じです。

大体援助交際する必要性が無いのに馬鹿馬鹿しい」

そのまま美音先輩を睨み

「氷川さんとは幼なじみです

昔は家同士の関係で許婚でした

私は兄にしか思えなかったから破棄しましたが

援助交際するなら婚約破棄にはしなかったと思えませんか？」

美音先輩はまだ睨む

「自分の考えが正しいてと信じるのは子供だけです」

「この人は八尋さんと言う昔馴染みです、氷川さんとは同じ会社の法務部に在席しています

私の用事に付き合ってくれるんです」

仲間慧に微笑み返した

「理桜、こいつら好き勝手言うから兄ちゃんキレそう

合法的にやっつけるか？

肉体的にイジメても良いがな」

八尋さん怒ってるし

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