「君尋君達のお母さんに暴力や何か問題ないかな?

例えば、一年以内に…」

私の問に君尋君は怪訝な表情をしてきた

「君尋君、お母さんの事で何か言いたい事は無い?
言えば叶えられるよ

助けることも、今まで通りも、君尋君達が決めてほし」

続ける前に君尋君達が抱き着いてきた

後ろに倒れそうになったけど踏ん張る

「助けて、母さんを助けて!」静君は抱き着いたまま

「あいつが来てから母さんおかしくなったんだ、

前だったら絶対にしないことを俺達にする」

君尋君は少し離れ目をあわせる

「母さんを助けて、」

「わかった、その願い確かに」

君尋君には目を合わせ、静君は抱きしめる力を強めた

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