「そして、

娘の大切な者を奪った者の子孫が

氷川一族

…琉羽の先祖であり、前世」

ニコッと笑いながら琉羽に

「知らないと思った?」

今度は鮎沢達に微笑み
「婚約式には
貴方のお兄さんも来るわ…

貴方達を守る為に私を殺すような
男よ?

貴方の存在が私に分かった今、

また私を殺そうとするはずだから

貴方の居場所を一つ奪い、あいつ
への復讐は終わらせる…」

八尋さんに向き

「帰ります」

理事長室を後にしようとした