「いや、姉貴がBLとか好きでさ
俺も別に個人の自由だと思うが

俺は女の子の方が好きだ」

自信満々に後半部分を言った

「はい、
ひらひらスカートの可愛い系の、
守ってあげたいタイプでしょう」

にこにこ笑いながら

「分かってるなら問題無い」

満足気な勝人さんに

「ショウさんそいつ…」

鮎沢真が指を指す

「ん〜、客?」

勝人さんはそれだけ言って厨房に
消えて行った