車を降り、店内に入る

和洋折衷で落ち着いた店内

忙しく来る機会は無かった

「いらっしゃっい…
ガキかよ…」

無茶苦茶な反応に眉を顰ると

「予約をした神澤です」

見た目は子供だもんな…

「はい、失礼しました」

名前を告げたが侮った態度は改めずに

「こっちです」

腹が立つな…

「鈴ちゃん、場所変えようか?」

「はい、君尋君や静君にも…」

確かにね

「予約キャンセルします
このような対応する店には…」

「はん、ガキが来るとこじゃねぇ
ファミレスで充分だろ」

本当に腹立つな


「姫様、別の店にしましょう
こんな対応する店なんてすぐダメ
になるに決まっています
味が良くてもね」

鈴ちゃんはニコッと笑いながら

「姫様が誉めて人なのに、
教育が出来てない店ですから高が
しれていますし」

毒舌だな