「お嬢様到着です」

琉稀が声をかけたから

「ありがとう、今なら君尋君もいるだろうし

挨拶をお願い」

学校は早退した形になり仕事に向かうまでに時間が出来、
明日来る予定だった二人は今日来たから紹介する時間が出来た

「二人とも早くしなさい
静君行こうか?」

静君は頷くが琉嘉から離れない
数分話しただけなのに懐く
琉嘉は何気に子供の扱いが上手い

「琉嘉は静君を連れてきて」

「御意」

…琉嘉なに嬉しそうな顔して

「お嬢様、私は如何したら…」

琉嘉は子守で自分はハウスキーピングと思っているらしいが

「琉稀には君尋君を頼む予定だ
英語などの外国語を教えてほしい
後は琉嘉が学校の際は静君の方も」

少し困惑している様子だから

「君尋君は賢いから多分琉嘉より琉稀に懐くと思う
生徒と思い勉強も見てね?

後家事も一通り教えてあげてくれる?

特に料理は大切だから…」

琉稀は大丈夫だと思うしね
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