勘違いしないでよっ



海斗ってやっぱ。
遊び人なのかも…

家に帰らないって
家って言わなくない?



「さ、呑もーぜー」

「そーだよっ!早く座って座って」

「う、うん」


海斗がそう切り出すと、
明日香も仕切りだした。

あんまり突っ込んで欲しくないのかも…


「お前、俺の隣な?」

あたしを追い抜いて
部屋に入ろうとする海斗は
すれ違い様にボソッと言った。

「え?っえ?」


もう後ろを振り向いても海斗は居なくて
顔を振って海斗を追うあたしは
相当マヌケだったと思う。

探していた顔はもうあたしの
目の下にあって、
「座れ」と言っていた。