「先生今日は送ってくれてありがとうございました。さようなら。」 「またそんな言い方して…柊、ごめんなさいね。この子素直になれないみたいで。」 子供扱いのように お姉ちゃんはあたしの頭をポンポン叩きだからそう言った。 そんなあたしをみながら先生は余裕の表示で 『そーゆう所も璃乃の可愛い所だよね。』 そんなことを言い残して車に向かって歩きだした。