開けられたドアを見てあたしはビックリした。 だって先生は… 普通の車の運転席のはずの右ドアを開けたから!! こ、これがいわゆる 外車なの!? 先生… 本当に何者なの!? 『…璃乃? さっきから気づいてる?』 「……えっ!?」 『さっきからずっと、 口開いたままだけど?』 うそっ!? うわぁ、 完全に先生の車に気を取られてた。