そんな先生の姿を考えてたら笑えてきた。 先生はそんなあたしを見ながら 『妄想もほどほどにしとけよ。』 「なっ!!」 完全にバカにしてるっ!! でも…否定できない? …いや、否定しないと。 『ハイ、乗って。』 先生は紳士のようになれた手つきで車の助手席のドアを開けた。 きっとあたしだけじゃなくて、彼女にもしてるんだろう。