もう結構たった… あたしが目を瞑ってから。 でも未だに唇に感触はない。キスされてない。 『璃乃、目開けていいよ。』 ゆっくり目を開けると 普通にイスに座ってる状態に戻ってる先生。 や、やっぱりキスされてない? あたしって完全に先生に遊ばれた!? 『璃乃の大事なファーストキスはとっといてあげる。』 そう言ってニッコリ王子様スマイルの先生。