「ぜっ、絶対イヤです。」 学校の敷地内で 先生からお姫様だっこされるなんて… 誰か見てたら… 明日のあたしに命の保証はない。 なんとしてでも それだけは避けないと… 『遠慮するなって。』 笑いながら言う先生 …絶対よくないし!! 「あの、本当に大丈夫なんで…」 意地でも自力で 車までは歩いてやる。