監禁されて、恋に落ちた

龍がリードを持ち、そして手錠足枷を解いたあと

私をお姫様だっこをして、龍が持ってきた料理のあるテーブルの前に龍に抱かれ座った

「龍、あの、えっと、その」慌てる私に

「真美、僕は君の主人で奉仕者だから遠慮はいらないんだよ」

優しく微笑んでいる龍にどきりとした

「食べさせてあげるからどれが食べたい?」

目の前にはおいしそうな料理、空腹の私、そしてここはどこかわからない場所、
食べたいけど、不安がある
「大丈夫、毒なんて無いから、安心して」

爽やかだけどやっぱり不安
「僕が食べたら信じるかな?」

龍は微笑み、料理を食べた龍が料理を口に入れ、咀嚼し、喉を料理が通る、
全てが上品で美しい龍に私は魅了された

「ほら、大丈夫だろ?どれが食べたい?」

龍が聞いてきた、毒入りのものを自分で食べる人間はそういない。

よほど毒に耐性がないかぎり

「自分で、食べれるから」
私は龍に言ったら龍はまた微笑んだ、今度は悪戯な微笑み

「わかった、なんて言わないから」

「でも、両手使えるから大丈夫」

私がそう言うと

「じゃあ、両手を使え無かったら僕に頼む?」

私は考えた、どうだろう?頼むかな?やっぱり我慢かな?

私が考え出した結論は
「多分、頼むかな?」

背に腹は変えられないないし

「そう、わかった」
龍はそう言ったあとどこからか手錠を出して、私の両手にかけた、

ベッドと同じようなファーがついた手錠だ

「手が使えないから食べさせてあげるね」

そう言って料理を龍は上品に自分の口に持って行った
「龍、お腹すいたのに、ずるい、食べさせて?」

私が龍に言ったら、龍はニッコリ笑い、私の口にキスしてきた

龍が口に入れた料理と一緒に

「美味しい?」

素直に言うなら、わからない頭がボーっとする。かろうじて頷く。

「よかった」龍がまた微笑んでいる

「もっと食べさせて?」
私が龍に言うと龍は真っ赤になった気がした

「龍?大丈夫?」
私が心配になって聞くと

「大丈夫だよ?少し待っていてね?」
そう言って、料理を口に運び食べさせてくれた。