バタンッ−−−


「ルナちゃん!!」


勢いよくドアが開けたかと思えば身体に強い衝撃が走った


「レン?!」


衝撃の正体は後ろから抱き着きに来たレンだった−−


「お前空気読めないな」


そう言いながら部屋に入ってくる黒髪短髪


「何で俺?」


「真剣な話をしてたって空気だろ。

それなのにお前は…」


「えぇ〜…」


私に抱き着きながら甘えるレン


「レン、ルナから離れろ」


「えぇ〜…

………。

…わかったよ」


タクトの低い事にシュンとしながら私から離れ、隣に座るレンを可愛く感じた−−