「私もね、運命なんて信じないって思ってた。


家族も恋人も失って…


そんな運命があるなら、あまりにも神様は不公平過ぎるじゃない?


世の中には暖かい家族がいて、友達と笑いあって、寄り添える恋人がいて…


そんな人達が大勢いるのに…


でもね…


タクトと出会えたから。



私の運命、信じてみたいって思うようになったの」