If〜桜龍の彼等〜【完】

「ルナ、今すぐ返事をしなくてもいい。

俺が大阪に戻るまでの2週間、ゆっくり考えてくれたらいい。

こっちにいる事を選んでも構わないから。

ルナが幸せなら俺は何も言わない。

例え離れ離れになっても、今までの離れ離れとは違う。

電話もメールもある。

会おうと思えば会えるんだからな」


俺は何が何だか…


話についていけない…


わかる事はただ1つ


ルナがいなくなるかもしれないという事だけだ


「うん…。

ちゃんと考える」


「おぅ。」


そう言ってルナを頭をポンポンとした


ルナに触れる手があまりにも自然で胸が苦しくなった