またいなくなっちゃうんじゃないかって不安で仕方ないの


実は夢でしたって、目が覚めたら愕然とするんじゃないかって怖いの



「夢じゃないよ」



そう言って痛いくらい強く抱きしめてくれた


この痛みが夢じゃないって教えてくれる


嬉しくて心地好い痛みだった



それと同時に


少し落ち着いてきた涙が


また一気に溢れ出した−−