If〜桜龍の彼等〜【完】

「もう1度言う。


さっさと帰れ」


「若宮さん…」


「言ったよな?

ルナに傷1つ付けるような事があれば許さねぇって。

お前はルナを守るって約束した。

俺はそれを信じた。

………。

守れねぇなら、最初から約束なんてするんじゃねぇよ!!」


そう言って若宮さんは壁を殴った−−


若宮さんは俺を信じてくれてた


それなのに俺は…


その信頼を裏切ってしまった…−−