If〜桜龍の彼等〜【完】

早く探さなきゃ−−


何だかさっきから胸がざわめいて−


当たってほしくない嫌な予感がするの−−


ガラガラッ−−


「近藤くんっ!!」


タクトと走り回り近藤くんを探し続けた−−


そして3階にある1つの教室で近藤くんを見付けた−−


窓に腰掛け、足は教室側ではなく外に投げ出されていた−−


「先輩…

どうして来たんですか…?」


「どうしてって…

近藤くんが心配だったから…。

ねぇ、何してるの?

そんな所にいたら危ないからこっちに来てよ…」