If〜桜龍の彼等〜【完】

ガラガラッ−−


ちょうどその時、ドアが勢いよく開き明かりがついた−−


「ルナっ!!!!」


眩しくて目を細めていると暖かい温もりに包まれた−−


「怪我ないか?」


「うん」


「よかった…

見付かってよかった…

本当に…

本当によかった………」



タクトの声は少し震えていた−−


きっと来てくれるって信じてたよ−−


ありがとう−−−