「ルナさん、私もあなたのお父さんには感謝してるわ。

ミノルさんがいたから今の幸せがあるの。

ケンスケがいなきゃ…生きていけないもの」

「…お父さんも喜んでいると思います」

「あなたに会えて本当に嬉しいわ」

そう言ったルリハさんは本当に嬉しそうに微笑んでいた

「好き嫌いはある?」

「え…っと、特には」

「じゃあ今夜はご馳走作るから楽しみにしててね」

ルリハさんはキッチンへと消えて行った

「部屋、案内する」

「あ、はい」

若宮さんに案内された部屋はお風呂もついてるゲストルームだった

「ご飯出来るまでゆっくりしてろ」

「ありがとうございます」

お言葉に甘えて少しベッドに横になる事にした

ふかふかのベッドはあまりにも気持ちよくて、あっという間に眠りの世界へ落ちた−−