If〜桜龍の彼等〜【完】

夜を迎えてもソファーから動かず空を眺め続ける

晴れているのに星が見えない

そこに存在しているはずなのに見えない

まるで私の存在そのものみたい

タクトが隣にいないと輝く事は出来ないの…

タクトがいないと…

私は忘れさられてしまう…

また1人ぼっちになってしまう…

そんな事を考えながら、また一睡もせずに朝を迎える

次の日も、またその次の日も、1日のほとんどをリビングのソファーで座って過ごしていた

食べる事も眠る事も忘れ、ただただ空を眺めながら時間が過ぎてゆくのを感じていた

そんな毎日が1週間過ぎた−−