If〜桜龍の彼等〜【完】

結局、学校に行く事は出来なかった

昨日から何も口にしてない

何か食べなくちゃ

そう思いキッチンに向かったけど…

何も食べたくない…

その思いが強く、結局何も作らないままリビングに戻ってきてしまった

何をするわけでもなく

ただソファーに座ったまま窓の外を眺め続ける

ゆっくりと動いていく雲

青かった空がだんだんと赤みを帯びていく

もう日が沈む…

そんな時、家のインターホンがリビングに響いた

だけど、ソファーから立ち上がる事が出来なかった

何度か鳴ったインターホンはしばらくするとまた静けさを取り戻す

訪ね人は帰っていった