「おまたせ〜。

はい、佐和さん」

「あ、ありがとう。

えっと…いくらだった?」

「え?いいよいいよ。これくらい」

「でも…」

「アイスくらい奢らせてよ」

「じゃあ、いただきます」

「どーぞ」

嬉しそうにアイスを食べる佐和さん


「どうした?」

タクトが顔を覗き込んできた

「え?ううん、何でもない」


言えるわけない…

ミズキと佐和さんを見て胸がチクンとしたなんて………