If〜桜龍の彼等〜【完】

「突然すみません」

何でここにタクトがいるの…?

しかもスーツなんて…

「明日来るって聞いてたから驚いたわ」

「おばさんに話があって…」

「そう、とりあえず座って」

「はい」


そしてタクトは私の隣に座りゆっくりと話しはじめた−−−


「今日は1人の男として来ました」


「えっと…?」


おばさんは意味がわからないというような表情をしている