If〜桜龍の彼等〜【完】

「ルナちゃん座って、ミルクティーよ」

おばさんはカップを2つテーブルに置くとソファーに座った

「ありがとうございます」


「ルナちゃん、来てくれて本当ありがとうね」

「おばさん…」

「ずっとね、気になってたの。

ライトの葬儀を最後にパッタリ連絡も取れなくなったから」

「ごめんなさい…」

「ううん、いいのよ。

こうして会いに来てくれだもの。

それにね、ルナちゃんも辛かったと思うのよ…」

そう言って飾ってあるライトの写真を見つめるおばさん