「でもね…思い知らされたの。


ライトくんはルナさん以外、女の子として見てないって事。


ミナミ、タクトくんもそうなんじゃない?

ミナミがダメなんじゃないよ?

ただ、タクトくんにはルナさんしか見えないだけ。


タクトくんやライトくんがルナさんを見ていたように、ミナミにも、ミナミだけを見てくれる人がいるから。


だから、こんな事はもう止めよう」


「ぅっ…うぅ…」


静かに泣きはじめたミナミさんをミクさんはしっかりと抱きしめていた−−