If〜桜龍の彼等〜【完】

「ミチヤっ!!」


グイッ−−−


私はタクトの手によってミチヤから離され


ギュッ−−−


今度はタクトの腕の中に収まった


「例えミチヤでもルナに手を出したら容赦しねぇからな」


「ははっ、わかってるよ。


ただし…


もしルナがまた悲しむような事があれば、今度は力付くででもルナを俺のものにするからな」


「もう2度と悲しませねぇよ!」


「ま、ルナが幸せなら俺も幸せだ」


笑ってそう言うミチヤが本当にかっこよく見えた