If〜桜龍の彼等〜【完】

「あの…スズさん?」


「あ、ごめんごめん。

タクトくんの事はよくジンから聞いてたからさ。

会えて嬉しいよ。

しかもルナちゃんの大切な人だったなんてね。

こんな偶然があるんだね〜」


「ルナ…

もしかしてスズさんって…

窪中の…彼女…?」


「そうだよ」


「まじかよ…」


「何だよ、俺じゃ不服か?」


「窪中っ?!」
「先生っ!?」
「ジンっ!!」


「お前ら玄関で何やってんだよ」


「あ、本当だ。

ね、2人とも中入って」


先生が来た事によって、みんなでスズさんの家に上がった−−