If〜桜龍の彼等〜【完】

そんな時、暖かな風が吹いた−−


それはまるでライトが私の背中を押してくれたように感じた


「ライト…

私………

タクトの事…

好きになってもいいかな…?」


「ルナ…」


「ライトは私の初恋で…

今でも凄く大切な人だよ。

だけど…


タクトも大切なの…。


こんな私をね…受け入れてくれたの…。

それにね…

今では…

ライトがタクトと引き合わせてくれたんだって思うの。


ねぇ…ライト…


こんな私を…


許してくれる………?」