If〜桜龍の彼等〜【完】

俺は何も言えなかった−−


まさかそんなはずはねぇ…


俺の子供なんて…


だけど関係があった以上、絶対ないとは言い切れない…−−


それでも、まさかそんなはずねぇんだ


「タクト、もう1度やり直して」


そう言いながらミナミが抱き着いてきた−−


俺はそんなミナミを振り払う事も出来なかった


頭の中は混乱状態で冷静ではいられなかった


「タクト…好きなの…」


そんな言葉でさえも俺には理解できる状態ではなかった


まさかそんな俺をルナが見ていたなんて…この時は気付くはずもなかった−−