「自分でも驚くほど、ルナに惚れてる。

理屈じゃねぇんだ。

いつでも、どんな時でも、ルナの傍にいてぇ。

ルナが目を閉じた時、最初に思い浮かぶ男が俺であってほしい」


「ありがとう…」


タクトの気持ち凄く嬉しいよ


そんな風に想われたら誰だって嬉しいに決まってる−−


胸がドキドキして止まらないの


だけどね…


まだわからないの…


自分の気持ちが…わからないの…


踏み込む事が出来ないの…


タクトを好きになるのが怖くて堪らないの


大切な人をもう失いたくないの−−