If〜桜龍の彼等〜【完】

「家?そうか」


「何?」


「別に。学校行くぞ」


平静を装いバイクに跨がった


裏門あたりまで来た時俺はバイクを止めた


「わりぃ。俺ちょっと用事あるから先に行っててくれ」


「え?あ、わかった…」


俺はルナが校門に向かって歩く背中を見つめていた


何故なんだ…


どうして本当の事を言ってくれないんだよ


俺はただただ悔しくて、辛くて…


これ以上ルナと一緒にいれば全てをぶちまけてしまいそうで怖かった


だから俺は教室には行かず倉庫に向かった−−