「陸也……」 「僕は海里に会うまでは人生とか他人とかどうでもよくて、いつ死んでも別にいいやって思ってた」 今でも鮮明に思い出す。 あの時、海里に出会った公園の明かり。 海里の表情。 僕の気持ち。 「だけど人生を交換して、僕には大切な友達や家族がいることに気付いた。独りじゃないって気付けたんだ」