あの日の僕は。




「そーか?」



僕と同じ声がした。



「なんでここにいるの?」


振り返って、海里に向かって言う。


「よく俺だって分かったな」


海里もジャージ姿だった。


だけど裾を捲ったり着崩してるのがなんとも海里らしい。



「だって声同じだし」


「ははっ、確かに」



「……で、何で海里はここにいるの?」




「陸也が来そうだったから」


そう言われては言い返しようがない。