中学入学。そこの校則はすっごく甘かった。だから光輝にぃと亜紀ねぇの真似して、入ったばっかりなのに、髪の毛を茶色に染めていたり、スカートの丈を短くしたりしていた。でも、勉強ちゃんとして、成績もよくした。

 でも、避けられないイジメがあった。

 まず、茶髪にしたのが悪かった。そのせいでクラスの皆から、不良のイメージをつけられた。

 あと、顔と運動。

 周りとは少し違う顔立ち。イギリス人の血が4分の1入っている。いわゆるクォーター。小学生の時とは違う、あの目線。
 あと、運動が得意だった。リレーとかも、選抜に選ばれたりしてた。部活とかも、入部の勧誘が結構あった。

 男子は何もしなかった。女子が影で、気付かれないようにしていた。耐えられなかったため、あることを選んだ。

 登校拒否。

 成績がよかったのに、登校拒否で、上の学校に行けなくなった。でも別によかった。高校では、地味に、目立たないように、友達をつくらないようにしたかったから。
 上の学校行っても、あいつらがいるから。

 だから、もう一人の自分をつくった。

 学校の地味な女の子と、家でのありのままの自分。

 それで、いい。

 学校なんかより、家のほうがいいから。