そろそろ部屋を出ようと起き上がる… …って身動きとれねぇ。 「憂依、離して」 「ん?」 ん?じゃなくて。 「皆んとこ行くから、離して」 「あ?」 「離せ」 「あ゙?」 逆ギレはんたーい…。 「チッ」 可愛い憂依はどこへ行ったのやら…。 はぁ、と息をついて緩くなった腕から抜け出した。