「だったら代わりに俺が行く」
斜め後ろの席の広井クンが会話に入って来て、チケットの1枚を安土クンの手から引き抜いた。
「だめーッ!」
真希チャンは広井クンの手からチケットを奪って握り締めた。
「はーいはい。ダブルデートの邪魔はいたしません」
広井クンはそう言って、焼きそばパンにかぶりついた。
え?
今何て?
ダブルデート?
わたしは広井クンの言葉にショックを受けた。
真希チャンの相手が安土クンだとすれば、わたしの相手は・・・・・・
嘘ぉ。
クラスの子はわたしたちのことをそんなふうに見ているわけ?
そりゃあ確かに雪沢クンのプレーには感動したけど。
だけどわたしの相手がジャガイモなんて。
わたしだって美形に憧れる乙女なんだから。
斜め後ろの席の広井クンが会話に入って来て、チケットの1枚を安土クンの手から引き抜いた。
「だめーッ!」
真希チャンは広井クンの手からチケットを奪って握り締めた。
「はーいはい。ダブルデートの邪魔はいたしません」
広井クンはそう言って、焼きそばパンにかぶりついた。
え?
今何て?
ダブルデート?
わたしは広井クンの言葉にショックを受けた。
真希チャンの相手が安土クンだとすれば、わたしの相手は・・・・・・
嘘ぉ。
クラスの子はわたしたちのことをそんなふうに見ているわけ?
そりゃあ確かに雪沢クンのプレーには感動したけど。
だけどわたしの相手がジャガイモなんて。
わたしだって美形に憧れる乙女なんだから。


